安全靴には防水対策も重要

安全靴は足元に危険が及ぶ作業において非常に重要な装具となっています。工事現場で重いものが足元に落下して大怪我をすると言う例も多く、このような場所においてはその着用が非常に重要な要素となっていますが、屋外の作業においては同時に防水機能も非常に重要な要素となるため、その対策が施されているものを選ぶことも非常に重要なポイントです。屋外の作業現場の場合には雨風にさらされてしまうことも多く、また直前の天候によっては現場に水たまりなどが発生していることも少なくありません。この場合に安全靴に防水加工が施されていないと足元が濡れてしまうことになり作業に大きな影響を及ぼしてしまう恐れがあります。

足元が濡れてしまうと神経がそちらに集中してしまい本来の業務に集中できなくなってしまうことが多いため、危険を招いてしまう恐れが高くなるのです。近年ではデザインを重視し足元の蒸れなどを防ぐために布地を使用した安全靴も増えています。また様々な素材を利用してデザイン性を高めたものも非常に出回っており、作業時の容姿の美しさからこれらを採用する企業も増えているのが実態です。ただしこれらの中には防水性に乏しいものも多いため、屋外での作業や水に濡れる恐れがある場所での作業の場合には問題を生じることも少なくありません。

そのため安全靴を選ぶ際には作業場所の環境を十分に考慮し、万が一水に濡れる恐れがある場所での作業が想定される場合にはその防水性もしっかりと確認した上で選ぶことが必要です。