新作の安全靴は中々カラフルです

工場の生産現場で働く工員に必須のアイテム、それは安全靴です。工場においては危険な場面・物質等がたくさんあり、有機溶剤や粉じん、騒音等で法規則を守ることにより対策を取っていることが実態です。金型を組み込んで生産活動を行っている現場においては、金型を足元に落下させる危険性があることから、安全靴を履くことは必要ルールとして設定している会社も多いのではないでしょうか。会社側で予算化して安全靴を購入する体制があればばいいのですが、多くの中小企業の場合は予算不足もあり個人負担にて購入しているケースも多いと思われます。

個人の好みで好きな安全靴を購入すれば、工場内で統一感がなくなる懸念が出てきます。製造業では2Sを徹底することで製品の品質を高めていくことが要求されていますが、工場内の作業者が足元に統一感がなければ少し残念な気分になるような気がします。各メーカーから出されている最近の安全靴の新作は非常にオシャレでカラフルなタイプのものが出てくるようになりました。新作でオシャレ度の高い靴が出されれば、誰でも履いてみたくなるのが普通の感情ではないでしょうか。

新作が出たということで個人がばらばらに購入していけば益々統一感がなくなります。会社として予算化をすることが難しいのであれば、例えば決算対策という意味合いで、何年かに一回会社負担で一斉に更新するという方針を打ち出して購入してみるのも一考です。足元の統一感が演出され、2Sに磨きがかかるのではないかと考えます。