安全靴とは、作業を行うさいに主に使われる靴で靴の先端部に保護する部分が埋め込まれているものです。ひとつに安全靴といっても種類はさまざまでスニーカーや革靴といった普段から軽作業まで使われるものや、くるぶしを保護するような長靴のようなタイプまであります。特に一般作業用のものでは、通常のスニーカーと変らないおしゃれなものもありますし、革靴と変らないものもあります。安全靴を選ぶポイントとしては、通常の靴と同じくサイズが合っているかどうかで、特に重要です。
理由は先端部に保護する部分が埋め込まれており、これは硬いため普通の靴と違って合わない靴の場合には先端部の圧迫が強いためです。また重さも普通の靴より重いので疲れやすいといえます。一方で作業に使われる靴ですから防水性能は多くの安全靴で採用されています。軽作業のスニーカータイプであれば防水性能はありませんが簡単には水が染み込まないようにする撥水性が採用されているのがほとんどです。
一方で本格的な防水性能を持っているのは長靴タイプのものです。ただ用途として完全な防水性能は要らないといったところも多く、そのほかの重要な用途としては耐油性や耐火性、耐熱性などがあります。また通常の安全靴は先端部だけを保護しますが、甲まで保護するものもありますし底にも保護する板が埋め込まれたものもあります。また静電気帯電防止性能や高所作業用などがあり用途に応じたものを選ぶ必要があります。